趣味生活*ao

『哀しき新生者』で絶好調のおばさんトワイライター『ao』と、そんなaoに付き合わされている単なるおばさん『青』の節操のない会話です。注意して読んでね♪

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青：来週、あんたのお誕生日でしょ。
ao：喧嘩うッテンの？
青：ベラの気持ちが分かってイイじゃないか。ははは。さて、どうだった？　まずはトータル的に観て？
ao：そうだねぇ。上映時間は前作よりも短いはずなんだけど、映画というよりは、ドラマを観ているような感じだったよ。細々とした設定や各々の顔の表情、台詞に重きを置いたような印象を受けたね。３作目でもあるし、これまでの２作品では出せなかった…というか省かざるを得なかった部分にやっと焦点を向けられたのかな。原作ファンとしては素直に喜んでしまうね。
青：ということは、ストーリー展開は良かったと？
ao：思ったよりね。実は原作エクリプスでのベラはあまり好きではないのよ。超二股状態だからね。映画でもそこはしっかり出てくるけどすんなりスルーできちゃったって感じ。
青：脚本家がいいのかな。
ao：そうかも。１作目からずっと同じ脚本家さんなんだよね。多分ブレイキング・ドーンも同じ方だったと思うから、次のストーリーも安心して観れるんじゃないかな。
青：エクリプスでは、メインストーリーの合間に脇役達の話がちらほら出てきてたよね。人間では、レネやジェシカ、ヴァンパイアでは、ロザリーやジャスパーが。
ao：そうそう、脇キャラのために、わざわざ映像が作られててちょっとびっくりしたよ。さすが、制作費が１作目の倍近くになっただけあるよね。ただ、どうしても映像がドラマっぽくて嫌なんだよねぇ。どうしてそうみえるのか…。
青：カメラが悪いんじゃない？
ao：……！　そうだよ！　そうなんだよ！　勢いって言うか、迫力がないんだよ！　ロザリーがウエディングドレスでバーンと現れるシーンなんか、もっとホラーで演出して欲しかった！　アクションシーンもそうなのよ。演出はいいんだけど、カメラの動きが悪い！　もっとカッコイイカットがあるはずなのに普通のカットでみせたり、観たい方にカメラが動いていかないし！　もっと日本のアニメで学んで欲しいものだわ！（←暴走中）
青：そ、そうだね。でも、撮影と編集はニュームーンと同じ人だよ。
ao：じゃあ、原因は監●か？
青：……。まー、そうとも限らないけど、限りなくそうかもねぇ。
ao：ホラー映画つくってるし、ミュージックビデオもつくってるから、もうちょっとビジュアル的に面白いものを作ってくれるかと思ったのに〜。
青：でも、ライリー達が水面から現れるシーンとかは良かったんでない。
ao：それは予告でしょ。本編で「あっ」と言わせなくてどうするんだぁ〜。対新生者対策練習会だって、一つ一つのアクションはイイのに通してみるとあまり印象に残らなかった。「今日はもう終わりだ」でぷつっと終わっちゃった感じもする。そういえば、今作も音楽がイマイチだったなぁ。ほら、１作目の野球シーンなんて、ミューズの音楽が実にいいテンポで入ってきて凄く印象的だったし、２作目のベラが意志消失した数ヶ月間を表現するためにリッキ・リーの曲が上手く使われてたじゃない……今回は、思い出せない…のうぅ。おまけに期待していたアカデミー賞受賞の映画音楽家の音楽も印象に残らんかったぁ〜（←再暴走中）
青：お、落ち着け。ら、来週もいくんでしょ。もう一回観たら印象変わるかもよ。所詮人間の動体視力じゃあんなアクション追いつけないし、音楽は必ずしも印象に残るからいい曲というわけではないんだから。
ao：それも、そうだね。来週は吹替版を観に行くんだ♪
青：前日に金曜ロードショーのエドワード＠ウエンツ瑛士を観て、土曜にエドワード＠成宮寛貴を観るのか。
ao：そうなんだ。覚悟してるけど、そうとう違和感おぼえるだろうな…(´ヘ`;)はは。
青：ところでさ、一応聞いてみるけど、今作で一番印象に残ったのは何？
ao：最後の新生者VSカレン達+狼の戦いで、ジャスパーが新生者を後ろから襲って、新生者のもいだ両腕を後ろにばーんと投げるところ。アップのジャスパーに超萌えた♪
青：……今作のテーマは、ベラを巡るエドワードとジェイコブの究極三角関係のはずだが。空気読めよ。それに、貴様は『チーム・エドワード』だったんじゃないのか。
ao：も、もちろん正真正銘の『チーム・エドワード』さ。でも何ていうのかな。小説だとあんなに萌えたプロポーズシーンも、まるで親のプロポーズシーンみてるようで、ばりばりに照れちゃって、覗いてちゃ悪いような気がしてくるんだよ。
青：何言ってるの。次作では、結婚式、ハネムーン、初体験、出産と●ずかしい展開だらけなんだぞ。そんなんでどうする！
ao：う。精進します。
青：映画観る前に『哀しき新生者』を読んだじゃない。少しは役に立った？
ao：うーん。どうかな。ライリーに関しては映画の方が良く練られていた気がする。フォークス出身とかね。エドワードが、ライリーに「君のご両親も心配している！」とか宣わなくて良かったとは思ってるけど。反対に、ブリーの設定はあまり活かされてなかった気がするね。フェリクスに簡単に殺されちゃって哀しかった。
青：もう眠いから、今日はこの質問で終ね。入れて欲しかったシーンは？
ao：ヴァンパイア同士のキスは『カチカチ』でやって欲しかった。

●トワイライト 〜初恋〜　鑑了
●ニュームーン／トワイライト・サーガ　鑑了

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ＢＵＴ！　前言撤回！

読み始めたら瞬く間にブリーの世界に引き込まれてしまいました。
薄い…なんて言ってごめんなさい！
限りなく深い内容で、読み応え抜群です。
エクリプスの映画を観る前に是非読むべし！

ところで、ネタバレＯＫな香月は原作を手にした際、ついつい最後のページを開いちゃったのですよ。

I closed my eyes.

彼女がどうなるかは既知のことなので、当然な結末なのですが…それって、どうなのよぉ〜。この終わり方やばいって〜。
で、しばらく寝かしておくことに決めたのです。
今思えば、その時のあたしにアホめと言ってしまいたくなる。

ベラ視点のトワイライトでは、ブリーは新生者の典型的な例であって血に飢えた吸血鬼そのものって感じだったのですよね。そうであることには変わりないけれど、彼女が自分の置かれた状況を掴み取ろうとする姿があまりにも必死で、かなり痛々しく感じる反面、彼女なら吸血鬼として上手く生きていける気がしました。

ブリーは、痛みつけれたり、死そのものを怖れてはいるけれど、死を受け入れる潔さももっていました。その強さをみていると、生きていたらベラと親友にもなれたかも知れないと思わずにはいられません。

ある意味、彼女の最終的な生死を分けたのは、彼女がフレッドよりも先にディエゴと親しくなったからなのかなと思います。とはいっても、それは『もしこうだったら』という話で、ブリーが考えることを始めたのはやっぱりディエゴのお陰だから、先にフレッドと親しくなっても結末は一緒だったかも知れないですね。でも、やっぱりそう思わずにはいれれないのよ。

いろいろと、こうなってたらと思うことが多いお話でした。
でも、読んでみて意外と充足感があるので不思議です。それは多分ブリーがただ単に苦しんで死んだわけではないからかな。

願わくは、私の愛しいエドワードが、ブリーのメッセージと願いを真摯に受け止めて、ヴォルテゥーリへの落とし前とフレッドへのブリーの思いをきちんと伝えて欲しいものです。（映画のエドワードはどうも弱いので不安なんだよなぁ…）

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