「私のオオカミ少年」を見てきました。
香月は、この手の話に目がないです。が、キャストのイメージが違っちゃうと見ないのですよねぇ〜。
本作はキャストもお好みだったので早くみたい！と、かなりウハウハ状態で待ってました！
原題は「オオカミ少年」だったかな。日本だと「オオカミ少年＝嘘つきな子供」なのでそのままにしなかったんだろうか。
まずは予告です。
病気がちなスニは引っ越し先の村で謎の少年を見つける。言葉も話さず人間離れした行動を見せる少年だったが、スニの母親は彼を家族として迎え入れ“チョルス”と名付けた。スニは食事、着替え、靴の履き方や文字の読み書きなどを教え、チョルスもそれに応えるようにだんだん人間らしさを取り戻していく。しかし目の前でスニがピンチに陥ったとき、チョルスの秘められた凶暴性が表出してしまい…。
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私のオオカミ少年(公式HP)
↓ネタバレ注意
チョルス役のソン・ジュンギは、実年齢２７才、スニ役のパク・ポヨンは、２３才らしいけど……見えない（汗）二人とも１６才あたりに見えたぞよ。
オオカミ（どっちかというとポチ＝犬でしたが…）らしい演技（＋演出）がとても上手かったのもありますが、主役の二人だけでなく、家族を巻き込んだエピソードがとても微笑ましくて、一気に世界に入り込んでしまいました。特にスニの母親に好感が…お母さんのキャラが素敵すぎる♪
スニという少女は、気持ちの表現をストレートにできない子のようでしたね。けれど、チョルスが関わってくることで「楽しむ」ことを見つけて行く過程がとてもしっくりと描かれていました。
だから、やっぱり、お別れのときは…泣いちゃったぁ（ ; ; ）
４７年経った後の来訪の際の出来事は、スニの夢か現か幻か。
結果的には、現実だったように思いますが、それだと、とても複雑な気持ちにもなるのですよね。
どうしてだろう。
待ち続けたチョルスが報われたからか。
スニの言葉を信じたチョルスが不憫に思われたのか。
これからもやっぱりスニが来ることを待ち続けるだろうチョルスの純粋さに参ったのか。
スニは、チョルスが居る家を売らないことにします。でも、それはチョルスをあの土地に縛り付けることでもあるのですよ。スニは年老いていつか死んでしまう。そのことをオオカミであるチョルスは理解できないかもしれない。チョルスが犬なのならそれでもいいかもしれない。ハチ公のような生き方でもいいかもしれない。でも彼は人間でもある。チョルスが昔のままの姿ということは寿命もまた人よりも長いのかもしれない。そうであれば、チョルスが人の世界で生きていくこともこれからは必要になるのかもしれない。だったら、スニから卒業することも教えなければいけないのでは……。
香月としては、スニにはこれからもあの土地に頻繁に訪れて、チョルスと関わりを持って欲しいという気持ちが大きかったです。それがオオカミ少年との付き合い方になるのかな…と思ったわけです。
ちなみに
米版の予告です。なんか少しホラー＆ミステリーちっくです（笑）
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