にゅーむーん(英) 第12章読了
2006.10.19 Thursday | 趣味生活 > トワイライト
指の爪で、ガラスをこする時の音…というよりは、
指の爪で、黒板をこする時の音…って言う方が「おえ〜」ってなる。
↓ネタバレ注意
指の爪で、黒板をこする時の音…って言う方が「おえ〜」ってなる。
↓ネタバレ注意
今回のタイトルは、「侵入者」。
ビクトリアが、やってきたと恐怖でびびったベラですが…
やってきたのは、某オオカミ少年ジェイコブ。
そんな、『破局』したばっかりなのにもう『復縁』ですか? エドワードなんて、もう10章近く前にお別れしてそのままなのにぃ〜。先に仲直りなんてしないでー。
しかし、登場の仕方が…かっこ悪い。ベラの家の前にある木の頂にしがみついて、ベラに部屋の窓を開けてもらい、そこに飛び込むという…。って、ここで重要なことに気が付いた。とうとう、ジェイコブがベラの部屋に進入してますぅ〜。こ、これは、いわゆる『夜這い』…まじかよぉ。エドワードがやるとちっとも気にならないのに、ジェイコブがすると妙に「どうしよう〜あたふた〜大変だ〜」と思ってしまう。しかも、ベットまで連れて行かれて…。
「でもね。僕は今日の昼、きみにしたことをそのままにしておけなかったんだ。自分でも信じられないくらい不愉快な気分になった。…すまない」
私は、頭を振って答えました。
「私、何にも理解できてないのよ」
「うん、そうだね。僕は説明したいんだ…」
彼の表情が、突然豹変しました。口を開いて、息を飲み込んで、呼吸を止めたみたいに。それから、深く息を吸い込みました。
「…でも、僕は説明することができない」
彼は言いました。ひどく起こった表情で。
「僕は、自分が説明できることを願ってる」
ジェイコブってば、言ってることが支離滅裂です。ベラもそんな彼にイライラ。
とうとう、ジェイコブは叫びます。
「君は、もう知ってるんだ。僕は、全てを話してしまってるんだ!!」
読者の多くは、あーそうか。やっぱり〜。って理解しちゃってるんですが、ベラは相変わらず、『アイ・ドント・ノー状態』
「あなた、何を私に話したの?」
ここで、呆れないジェイコブは大人になったなぁと…。辛抱強く、ベラが自分から思い出してくれるよう、誘導してくれます。
「僕達が、初めて会った日のことを思い出して欲しい。ラプッシュの浜辺のことだよ」
「もちろん、覚えているわ」
「僕にその時のことを話して」
私は深呼吸をして、集中しようとしました。
「あなたは、私のピックアップのことを尋ねたわ…」
しかし、当時のベラって、エドワード・オンリーだったので、『エドワードが吸血鬼だった』というたった1つの事実以外は、まったく覚えていなかったという…可哀想なジェイコブ。しかも、何故ベラが自分にそんな話をしてきたのかも、理解しているようでした。
「僕は君に吸血鬼の話をした」
私は、うつろな目で彼をじっと見つめました。
迷っていたにせよ、彼は自分の質問をしました。
「君は、本当に知らなかったのか?」彼は私に問いただしました。声が、どことなくかすれてる。
「僕は、彼が何であるかを、君に話した最初に人間だったんじゃないのか?」
結局のところ、その時点で、ベラは浜辺での話を全て思い出すことができなくて、ジェイコブの正体は、持ち越されることに。しかし、互いの信頼関係(あくまで友情?)は取り戻せたようです。
しかし、ベラが自ら思い出してくれることを望むジェイコブがとても健気です。自分から言えない部分もあるんだろうけれど、思い出して欲しいという気持ちも多大にあるんだと思うんですよ。思い出してくれたら、その分、ベラの中の自分の存在が大きくなったと確信できる気がするのではないかと。友達以上だけど、恋人未満っていう自分の位置を何とか脱したいんだろうなぁ。
ところで、吸血鬼であるエドワードが、ベラにとって危険であるように、狼男であるジェイコブも、ベラにとって危険なんだろうか。ジェイコブがベラに会おうとするとサム達が思いとどまらせようと説得にかかるらしいんですよ。う〜ん。エドワードの場合、ベラの血が目当てなんだけど、ジェイコブの場合は、何なんだろう。…肉?
そして、ジェイコブが帰って、やっと眠りに入ったベラ。レム睡眠下での彼女は、バンバンに頭が冴えてます。見事に深層心理がお目見えです。起きてたときはちっとも覚えてなかったことも、簡単にクリア。
『ジェイコブ=狼』
やっと、思い出したのね、ベラ。読者はとうの昔に気付いていたわよ。
そして、夜も明けない時間に、今度はベラがジェイコブに会いに行こうとします。…なんて忙しい子達だ。少しは、落ち着け。もちろんそんな常軌を逸した行動は、チャーリーにストップかけられてますけどね。
さて、ここで分からないのは、吸血鬼と狼のどっちが力関係で上にいるかです。カレンたちは狼と協定を結ぶくらいですから対等な立場だったんだと思う。でも、ローランは、狼からすたこらほいさっさで逃げてたんですよねぇ。私的には、もちろん対等であって欲しいのですが…どうなんだろう。早く知りたい。吸血鬼と狼の関係が!
で、ベラにとって、目下最重要事項は、『狼が良いものか、悪いものか』ということらしいです。
良いんじゃない?
close ?
ビクトリアが、やってきたと恐怖でびびったベラですが…
やってきたのは、某オオカミ少年ジェイコブ。
そんな、『破局』したばっかりなのにもう『復縁』ですか? エドワードなんて、もう10章近く前にお別れしてそのままなのにぃ〜。先に仲直りなんてしないでー。
しかし、登場の仕方が…かっこ悪い。ベラの家の前にある木の頂にしがみついて、ベラに部屋の窓を開けてもらい、そこに飛び込むという…。って、ここで重要なことに気が付いた。とうとう、ジェイコブがベラの部屋に進入してますぅ〜。こ、これは、いわゆる『夜這い』…まじかよぉ。エドワードがやるとちっとも気にならないのに、ジェイコブがすると妙に「どうしよう〜あたふた〜大変だ〜」と思ってしまう。しかも、ベットまで連れて行かれて…。
「でもね。僕は今日の昼、きみにしたことをそのままにしておけなかったんだ。自分でも信じられないくらい不愉快な気分になった。…すまない」
私は、頭を振って答えました。
「私、何にも理解できてないのよ」
「うん、そうだね。僕は説明したいんだ…」
彼の表情が、突然豹変しました。口を開いて、息を飲み込んで、呼吸を止めたみたいに。それから、深く息を吸い込みました。
「…でも、僕は説明することができない」
彼は言いました。ひどく起こった表情で。
「僕は、自分が説明できることを願ってる」
ジェイコブってば、言ってることが支離滅裂です。ベラもそんな彼にイライラ。
とうとう、ジェイコブは叫びます。
「君は、もう知ってるんだ。僕は、全てを話してしまってるんだ!!」
読者の多くは、あーそうか。やっぱり〜。って理解しちゃってるんですが、ベラは相変わらず、『アイ・ドント・ノー状態』
「あなた、何を私に話したの?」
ここで、呆れないジェイコブは大人になったなぁと…。辛抱強く、ベラが自分から思い出してくれるよう、誘導してくれます。
「僕達が、初めて会った日のことを思い出して欲しい。ラプッシュの浜辺のことだよ」
「もちろん、覚えているわ」
「僕にその時のことを話して」
私は深呼吸をして、集中しようとしました。
「あなたは、私のピックアップのことを尋ねたわ…」
しかし、当時のベラって、エドワード・オンリーだったので、『エドワードが吸血鬼だった』というたった1つの事実以外は、まったく覚えていなかったという…可哀想なジェイコブ。しかも、何故ベラが自分にそんな話をしてきたのかも、理解しているようでした。
「僕は君に吸血鬼の話をした」
私は、うつろな目で彼をじっと見つめました。
迷っていたにせよ、彼は自分の質問をしました。
「君は、本当に知らなかったのか?」彼は私に問いただしました。声が、どことなくかすれてる。
「僕は、彼が何であるかを、君に話した最初に人間だったんじゃないのか?」
結局のところ、その時点で、ベラは浜辺での話を全て思い出すことができなくて、ジェイコブの正体は、持ち越されることに。しかし、互いの信頼関係(あくまで友情?)は取り戻せたようです。
しかし、ベラが自ら思い出してくれることを望むジェイコブがとても健気です。自分から言えない部分もあるんだろうけれど、思い出して欲しいという気持ちも多大にあるんだと思うんですよ。思い出してくれたら、その分、ベラの中の自分の存在が大きくなったと確信できる気がするのではないかと。友達以上だけど、恋人未満っていう自分の位置を何とか脱したいんだろうなぁ。
ところで、吸血鬼であるエドワードが、ベラにとって危険であるように、狼男であるジェイコブも、ベラにとって危険なんだろうか。ジェイコブがベラに会おうとするとサム達が思いとどまらせようと説得にかかるらしいんですよ。う〜ん。エドワードの場合、ベラの血が目当てなんだけど、ジェイコブの場合は、何なんだろう。…肉?
そして、ジェイコブが帰って、やっと眠りに入ったベラ。レム睡眠下での彼女は、バンバンに頭が冴えてます。見事に深層心理がお目見えです。起きてたときはちっとも覚えてなかったことも、簡単にクリア。
『ジェイコブ=狼』
やっと、思い出したのね、ベラ。読者はとうの昔に気付いていたわよ。
そして、夜も明けない時間に、今度はベラがジェイコブに会いに行こうとします。…なんて忙しい子達だ。少しは、落ち着け。もちろんそんな常軌を逸した行動は、チャーリーにストップかけられてますけどね。
さて、ここで分からないのは、吸血鬼と狼のどっちが力関係で上にいるかです。カレンたちは狼と協定を結ぶくらいですから対等な立場だったんだと思う。でも、ローランは、狼からすたこらほいさっさで逃げてたんですよねぇ。私的には、もちろん対等であって欲しいのですが…どうなんだろう。早く知りたい。吸血鬼と狼の関係が!
で、ベラにとって、目下最重要事項は、『狼が良いものか、悪いものか』ということらしいです。
良いんじゃない?
close ?