●『
東のエデン劇場版II Paradise Lost』
まず、第一弾は、待ちに待った『東のエデン劇場版II Paradise Lost』であります。
このしこたま難しいストーリィにどうやって決着をつけるのか。ぜったい裏切らないだろうなという信頼はあったもののどきどきして観た映画です。
そして……神山さん、あなたは神です〜。面白かった!←ここ重要。
この映画っていろいろな価値観を持ったセレソンが出てくるじゃないですか。実はとっても理解できるキャラクターってのが物部さんなんだよね。物部さんが語り出すと『そうだそうだ』って思っちゃう。でも『それでいいのか?』とも思っちゃう。で、何となく同情できるのが亜東氏。『あー、あの時代の若者も精一杯生きてきたんだよね』って。『それってその場にいなかった自分が否定できるのか』とか。で、とっても憧れちゃうのが滝沢君だったりします。まさに『ぶらぼー滝沢!君はやっぱり不思議青年だ!』この辺のバランスが絶妙なんでしょうね、この作品。香月の心を放しません。
咲ちゃん、今回は滝沢君の唇を何とか奪えましたが、やっぱり飛び出していく旦那を抑えることはできませんでしたね。次はいつ会えるんでしょうか。
そして、物部さんはどうなったんでしょうか。邸の入り口だから咲ちゃん達が気付かないわけないと思ったんですが見事に放置されています。誰か助けてやれよぉ〜。
記憶をなくす音声を聞いても今回は、滝沢君記憶をなくしませんでしたね。本人は、前に聞いているからかな、とか言ってましたが、二度目はちゃんと効いていたので、三度目が効かなかったのは不思議だと思うのです……はて? 実は音声には何種類かあって、三度目に聞いたのは一度目の音声だったってことなのか?
なにはともあれ、テレビから映画までまるっと楽しく観れた作品です!
●『
ブレイクブレイド』第一章「覚醒ノ刻」 and 第二章「訣別ノ路」
第一章を観て、あのゴゥレムとかいう機体の重量感の無さ(エアガンでしょうあれは!)に、次どうしようかな……と思いながらそのまま第二章をノリで観て、アシュラテンプル並みの赤い装甲を拝んでしまってから、あ〜サンライズの野望にはまりそうだなぁ、と思っている今日この頃です。
ってか、あのキャラデザおかしいですよ。ゼスのあの童顔で、二歳児有はありえないでしょう! 顎が落ちましたよ香月は!(一緒に観に行ったE子ちゃんが、同じことを指摘してきたことに香月はさらに笑ってしまった。)
ちなみに、登場人物の名前が覚えられない若年性痴呆気味の香月とE子ちゃんの合い言葉は、ライガット→黄色い髪、ゼス→黒い髪、ホズル→ふくろう、シギュン→赤ずきん……です。これで今のところ会話は十分通じます。たぶん第四章ぐらいになったらまともに覚えられると思います。『OO』も名前覚えるのに相当の時間を要したもの(;。;)
ところで、スタッフへの要望です。時々出てくる世界地図、せめて国名の下にカタカナでいいから日本語表記をお願いします。国の勢力関係が地図だけじゃわからないのだ。とほほ。
……よくよく考えると機内のパネルはまるっきり日本語表記です。(もう、エヴァ並み)この時代の人は日本語は古代文字だから読めないという設定のよう。……でも、装甲に書かれてある古代文字は日本語じゃないぞよ。香月にも読めなかった。
それって、どうなの(゜Д゜)????
と、いろいろ言っていますが、次章、アシュラテンプル並みの赤い装甲(正式名称はデルフィング第三形態とかいうらしい)がどんなに暴れるか期待大です。
●『
いばらの王』
……ストーリィも作品としてしっかりしてるし、絵(美術)も綺麗だし、盛り上がりもある。でも……何故か観切ったという気持ちがしない。いろいろ細かいところが気になった作品でした。
原作を読んでいないので、何とも言えないのですが、少し引きが長すぎた気がしました。……一度てっぺんまで昇らせた上で、いったん地まで落とし、さらにもう一度てっぺんを目指すという波の作り方に、少し気持ちが弛んでしまった。これは香月がおばさんだからか?
小道具の使い方も納得できない部分がありました。攻撃モンスターの種類が少なすぎる。水に落ちたら普通来るでしょう!モンスターが!歯を向けずに悠々と泳いでなんかいないでしょう!外に出たら来るでしょう!空飛ぶモンスターが!(映画の観すぎとか、期待しすぎとか言わないでね。)
そして、ピーターが託したマイクロチップをものの数分もしない内に燃やしてしまわないでしょう!あのチップがなきゃ、カスミちゃんが生き残っても石化の解明はできないのでは……。石化は、病気じゃなくって進化の過程だとかいってるけど、一般人にとっては病気には変わりないと思う。そうだ、ウォルター氏の目的はどうなっちゃうんだ〜。
と、いろいろ消化不良です。原作読めってか。
●『
トライガン』
そして、待ちに待った『トライガン』何年待ったんだか。
MAG・ネットの特集も観ました。が、この特集、香月的には何かが足りない。アメコミはいいのだ。日本で何故トライガンが人気になったか……裏が描かれていない。いや、あまり描かれなくてもいいんだが。でもひどすぎる……ウルフウッドが全然出てない〜。
映画での登場が本当に心配になりました。超脇役だったらどうしよう……。
しかし、心配には及びませんでした。でるでるでる〜。ロングもアップもかっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいウルフウッド@関西弁速水奨〜〜。(主要キャラの声優さんはテレビ版と一緒なんだよね。嬉しい限りだ)ガンアクションも壮快!パニッシャー炸裂です!トラブルへの巻き込まれ方もいかにも牧師っぽくて、もう登場と同時に身を捩られまくりでしたわ。途中まで別行動だったバッシュとも前契約終了と同時にコンビ再会。「難儀な男やな」ぅうぅうぅぅ、ウルフウッドに言われてみたいよぉ〜。(男でいいのか香月…)ただ、ミリィちゃんとの絡みがなかったのがちょっと残念だったかな。でも、原作よりも保険屋の二人は妙に可愛かったので帳消しね(絵が丁寧に書かれてたし)
原作から離れて、劇場版オリジナルにした点が功を奏した感じがします。プラントの重要性とか、ヴァッシュの人柄とか、トライガンの世界観をびしーーーーっと描いてきてて最高でした。悪役の描かれ方もよかったですね。成金になって自分の銅像建てる超お馬●さん。銅像が廻ってる姿に思わず吹いてしまったわ。無駄のないキャラ設定でしょう。
多分『トライガン』という作品を一番楽しめる時期を映画化してくれていると思います。原作はシリアスですからね。香月は、原作でウルフウッド様がお亡くなりになった時、あまりにつらくてぶつぶつ………。もうページめくれません〜。
先着で特製プレスシートのプレゼントがあったんですが、これもゲットしましたぜ。何故かE子ちゃんから貰い受けた(^◇^;)
このはしご映画またやりたいな。
ちゅーことでサロン様よろしくでござる。
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