タイトルは『自然』
今回は、エドワードが少なめなので、さらぁっと行ってしまおう←おい
途中で訳がこんがらがって疑問符だらけのところもあるのですが、もう想像と妄想で読んでしまいましたよ。かかか。
ビクトリアの来襲に自分を早く吸血鬼にして欲しいとカレン一家にお願いするベラ嬢。でも、カレン一家は誰も真面目に取り合ってくれません。卒業前だからか、それとも本気で危険を感じていないのか……多分後者。
特にエドワードの反応はベラを最もイライラさせます。そう、例の約束です。
「もちろん、君は、僕が君の望む時に君を変身させる気があるということを知ってるだろ。君は、僕の気持ちを知っているからね」と、彼は天使のように笑いながら言いました。
悪の天使エドワードです。ああ、なんて罪な人……。
特に危ないビジョンは見られないとアリスが予知したとある週末。カレン達は狩りにでかけます。(アリスは近くで狩りらしい…ベラの見張り?)
ベラは、エドワードが退屈しないようにと「私のために2、3匹のクーガーを手に入れてね」なんて言ってみんなと一緒に狩りへ行くことを進めます。といいながらも本当はすごく心細いんです、きっと。エドワードもその辺は分かってて、「君が僕を見失う時間などないほど直ぐに帰ってくる。僕の心臓に気を配っておいてくれ。 - 僕は、それを君に預けるから。」というメモを残していきます……返す返すもキザな人(-д-)/そこが大好きなんだけどね。
しかし、エドワードの忠告もむなしく、ベラの「ジェイコブ会いたい病」が再発するのであります。
気分転換にニュートンさんのお店に行ったベラは、そこでニュートン夫人に貯まったチラシをゴミ箱に捨てて帰って欲しいと言われます。そして、その通りに実行しようとして、ふとチラシの文字に目が奪われます。そこには「オリンピック山の狼を救って」とありました。
狼…オオカミ……
でっかいオオカミ……
ジェイコブ!
と、思ったかは分かりませんが、ベラの頭にラプッシュに行こうという計画がムクムクと持ち上がります。今度こそアリスに気付かれないように即行動です。そして計画は成功します。
この二人(この場合、ベラとジェイコブ)、一度エドワードの居ないところでじっくり話し合うべきだろうと思っていたので、これは良い機会かなと思いました。エドワードがいる今のベラにとって、ジェイコブは可愛い弟的存在な以外の何者でもない気がするので、ある意味安心して見ていられます。エドワードは違うと思うけど…(^^ゞ
感動的な再会(抱きかかえてぐるぐる回転ってやつ)を果たしたベラとジェイコブは興奮したままお散歩をします。(注:犬の散歩ではない)
ベラは、ジェイコブに自分とカレン達(特にエドワードのこと)のことを理解して貰おうと慎重に、そして細かく(といいつつ都合の悪いところは端折っている……ジャスパーが襲った話とか、ヴォルテゥーリとの約束とか)説明していこうとします。ジェイコブはたまに茶々を入れますが、ベラに説得されて、とりあえず大人しく彼女の話を聞きます。次にベラは、ジェイコブに今週末の出来事(エメットが境界線を越えた話)を詳しく聞き出します。概ねエドワードが言った内容と同じですが、ジェイコブはより詳しく話してくれました。
さて、タイトル「自然」の話が始まります。
「あれを見ろよ」途方もない高さから海の方へ急降下しようとしているワシを指して、ジェイコブは私の邪魔をしました。ワシは土壇場になって自分の体勢を整えました。そして、一瞬、鉤爪が波の表面を壊しました。それから、ワシは離れてパタパタ動き出しました。翼が、ひっかかった巨大な魚の荷を引っ張り上げてました。
「君は、至る所であれを見る」ジェイコブは言いました。彼の声は突然遠くに聞こえました。「自然はその順路をとっている。 - 狩人と獲物、生死に関わる終わりのない循環だ」
(中略)
「でも、君は魚がワシにキスしようとするのは見れない。君は、絶対にそれを見れない」彼はばかにしたように笑いました。
私の口の中に酸味がまだあったけれども、私はきつく笑顔を見せました。「多分、魚はためしていたんでしょうね」と、私は提案しました。
「魚が何を考えているのか見分けるのは難しいな。ワシはきれいな鳥だ、君は知っている?」
「それはやって来るものを来やすくするためだって?」彼の声は、急により鋭く聞こえました。「よく見せるですって?」
「ばかにしないでよ、ジェイコブ」
「それじゃあ、お金かな?」彼は固執しました。
「それは素晴らしいことね」と、私がつぶやきました。
あちゃー、ジェイコブの皮肉な言動が、またもやベラを怒らせてしまいました。ベラにしては、香月も驚くぐらい、かなり自分を押さえて会話していたんですけどねぇ。おバカなジェイコブです。押さえて話していた分、怒りも一気に頂点を極めます。
「そうね。あなたは、私の話でカレン達について少しよく知ることができたはずよ。でもあなたは、彼らがどれくらいよい人達か全く分かってないのね。 - 骨の髄まで、ジェイコブ」
彼は、より深く眉をひそめました。「彼らは、存在してはいけないんだ。彼らの存在は、不自然なんだ」
私は、疑わしそうに一方の眉をつり上げて、長い間、彼をじっと見つめました。彼が気づくまで。
「なんだよ?」
「不自然なものについて話しましょう...」私は、ほのめかしました。
ベラもかなり凶悪になってます。彼女が言いたいことって、ようは「あなたも不自然よ」ってことなんですよね。ははは。もう、売り言葉に、買い言葉。ココまで来ると、二人とも共倒れになるまで止まらないのではないのかしらん。
ジェイコブは、これについては彼なりの理屈があるようで(心臓が動いているとか、人間は自分から逃げないとか)、自分は『人間』であることを強くベラに主張します。
ところがここで、ジェイコブの唇が震え始めます。ジェイコブは下唇を噛みしめて、それを耐えようとします。あー、ピンチだジェイコブ!
ここで、ジェイコブを怖れないのがベラの良いところでもあります。っていうか、香月がベラを好きなところ?
「ああ、ジェイク」私はささやき、そして、彼の手の方に自分の手を伸ばしました。
以下、次章。って、そんな!
さて、勝手にジェイコブに会いに行っちゃったベラをエドワードはどうするのか…興味ある方は
WEB拍手をよろしくです!
close ?